入社経緯
18歳で調理師学校を卒業して、洋食店にキッチンとして入社。
時代もあり給与が低く、結婚を考えた時期だったので洋食店を退職。その後、家の近くにあった回転寿司店(他社)に転職。
ホールもやりたいと考えていたし(※後述)、若かったこともあって、ジャンルが変わる事に抵抗はなかった。
その後、最初の洋食店が新店立ち上げるとのことで、給与面での交渉があったのちに出戻り。キッチンスタッフにもホールをやった方がいい旨を推進した。
再度その洋食店を辞し、家の近くに独楽寿司があったため、また寿司の世界に戻ってきた形。
仕事の魅力
前々職を含め、お寿司を握ってから9年。
年齢も職歴も自分より大ベテランの板前さんの方が多いけど、気軽に話しやすい人ばかりだと思う。(自分から話しかける時はさすがに気にはするけど)
そんな板前さんと直接話をできるのが醍醐味だと思っている。
→洋食店時代は年功序列があった。
今は年齢バラバラの人や外国人スタッフとも楽しくやっている。
キッチンだと料理を出しておしまい。でも料理人として「美味しい」と言われるのが1番嬉しいし、独楽寿司はダイレクトにお客様の反応を見られるのがいい。お客様に楽しく食べてもらえるのが最高。帰る時に美味しいと言ってもらえたら勝ち!
お客様がまた来てもらえたら嬉しいし、一番に接客に気を付けている。
常連さんはすごく多いと思う。
洋食店勤務の時は接客が全然なく、回転寿司店を経由したことで接客の重要性を強く感じた。洋食店の新店立ち上げ時にはキッチンもホールに出る事を提案。直接反応をもらうことで、なぁなぁになっていた事がキッチリ分かるようになったし、改善にも繋がった。
未経験入社でも、どんどんお寿司を握らせていく。下積みはない。
「見て覚えろ」は一切ない。キッチンのアルバイトさんにも一つのポジションを任せている。
(ちなみに、まかないは毎回パートさんが作っているそう。店長は作らない)
<お寿司のコンテストに出るそうだが…>
基本は店長クラスが出場する。
普段なら社内予選があって、勝ち進んだ人が出場するけど、今回は一発指名だった。(何をもって選ばれたのか分からない…)緊張しぃだから不安。
元々料理が好きでYouTubeなどで料理動画を見ることが多いから、その流れで「こんな盛り方あるんだ」など自分なりに研究したりはしている。
キャリアアップに関して
入社(一般社員)→役職になるための「心得」というポジション(3ヶ月)→店長代理→副店長→店長→副ブロック長(現在は永山店の店長が兼任)→ブロック長(ずっと人が変わってないのでつけるかは疑問…)
やるからには…と思って、店長を目指して入社した。
役職をもらってから、「店長にならないか」と上司から聞かれることもある。
店長の上となるとブロック長だけど、ブロック長と店長では仕事が違う。
ブロック長になると色々な店舗を見ないといけないので、自分は店長をやっていたい。
異動もある。(店長になってからは異動なし。店長になる前は目白台→楢原→八王子鑓水)
社員の中だと、最年少で20歳がいる。(一般社員)
店長だと目白台店?たしか27~28歳位。
店長業務について
仕入れは仕入れ担当と副社長が一緒に行ってやる。
朝一で仕入れるネタがわかって、店舗オープン前には店舗に魚も揃っている。
副社長とは毎週電話をして、業務に関する振り返りをしている。
困ったことがあれば相談しているし、店舗側から何か提案することもある。
店長は一店舗1人ずつ。いろんな店舗を見ることはない。
店長の異動は基本なし。誰か退職等がなければ移動はほぼない。
現在、店長代理は30代、店長は40・50代、板前さんは65歳以上が多い。
入社時は何も考えてなかったけど、役職がついてから「店長」という仕事について考えるようになった。(人の使い方・接し方など)
APに対して特に気をつけてること
今の若い子はガツガツ働きたいというタイプではない。シフトへ入ってくれるかどうか、厳しく言えない。(もともと調理師や洋食が叩き上げだったから…)
自分が叩き上げだから…と凝り固まっているつもりはないが、人と接する上で色々と認識は変わってきた。
<一緒に働くなら>
楽しく働けて意欲がある人・料理が好きな人がいい。
<業務で大変なことは…>
・店長として…シフト作り
・板前として…魚によってお寿司のクオリティが変わってしまう。
季節や魚の個体差によって全然違う。
自分ではどうしようもない事だが、お客様から今日の違うよねと言われない事もない。
<今までで1番嬉しかったことは…>
異動でお店が変わってから会いに来てくれる人がいた。
独楽寿司内で異動を知って、わざわざ来てくれた。
他の板前さんにもある話だけど、キャラクターを買ってくれる(と嬉しいな)。